初生導入 | 遠別町及び農協の助成をうけ、当町へ悪性伝染病(サルモネラ菌)等を持ち込まないために、病性検定を町外導入の子牛全頭にに対して実施します。 導入された子牛は全頭健康チェックされ、カウハッチで導入後、概ね4週間哺育管理します。 |
初生導入時 糞便検査 |
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家畜保健所で 糞便検査依頼 |
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初乳給与 | 哺育時での疾病等の予防として、町内酪農家と契約を結び初乳を譲り受けそれをバルクーラに貯蔵し発酵乳とし、毎日の健康観察でいち早く病気になる前に発見し、この発酵乳を治療薬の代用として飲ませます。 | 初乳ストック状況 | |
ワクチン | ワクチン5種混合 牛嫌気性三種 | ||
アイボメック | 寄生虫を抑制する事でワクチン効果を高め免疫力をつけます。 | 共済組合獣医による ワクチン接種 |
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除角 | ポーターソールで除角を行います。 闘争による外傷を防ぎ飼槽への割り込み等を容易にし、ストレス等による増体のバラツキ等をなくし温和な飼養生活を保ちます。 | ||
ウコン | 漢方の一種である自家製ウコンエキスを子牛に与えることで、ウコンの有効成分クルクミンの抗酸化作用・強肝解毒作用を利用し、子牛を病気から守ると同時に、健康で肉質、肉色のよい牛肉づくりを行っています。 | ||
有用微生物菌 | 北海道遠別農業高校に事務局を置き乳酸菌、納豆菌の有用微生物菌を利用し肢燗腐乱等を予防し広く地区の肉牛、酪農に利用されています。 | 産学一体となり活動する |
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健康チェック | 基本的には朝夕2回。 飼料給与時を入れると1日4回、牛房及びパドツクを見回り疾病の早期発見に努めています。 | ||
定時検量 | 6ヶ月齢、 12ヶ月齢、 出荷前 出荷時 計4回行いますが、著しく増体の遅れているものに対しては途中淘汰を行います。 | ||
水へのこだわり | 磁気及び赤外線効果により水の活性化をはかり、ロッドウォーターを創りきれいで安全な水が常時飲めるよう心がけています。 | ||
敷き量及び 敷き量交換 |
おが粉ともみがらを使用しています。4日に一度の割合ですが、基本的には牛床が汚れる前に取り替えをおこなっています。 | ||
情報交換 | 月一の割合でホクレン技師 又、餌料、畜販担当者との意見交換の場を持っています。 | ホクレン大阪支所 宮沢課長 茂野会長 島内社長 |
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肥育の出荷 | 原則として屠畜場は系統の指示による北海道畜産公社上川事業所で屠畜を行ってもらっています。除角しているため出荷輸送もバラ積みです。片道約180kmの距離ですが今までアタリ傷等は皆無です。 | ||
格付立会 | 自分たちが育てた牛肉の品質確認のため、時間の許す限り検品に出向いており、自信を持って育てた牛の最後を見届けています。 この作業が有って、現時点での消費者・購買者の求めている牛肉に近づけるための努力が、またここから始まると考えています。 |
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牧場と地域とのかかわり |
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JAオロロンの組合員であり広く農協事業を利用しています。 遠別の酪農家で生まれた初生を買い受ける(一部市場購買).遠別肉牛生産自衛防疫組合の組合員となり肉牛の自衛防疫に関する助成を遠別町、JAオロロンより受けています。 予防注射等を通し地区の家畜共済組合、又家畜保健所等と連携をとり疾病の原因究明に努めています。 |